結論から言うと、覚えることは一気にはできません。大事なのは、昨日より今日、一つだけでも積み上げられるかどうかです。
「できるつもり」で入って、十分の一しかできなかった
受付のやり方ひとつとっても、現場ごとに本当に千差万別です。過去の経験から「自分はできる」と思って臨んでも、実際にできるのは考えていた十分の一程度ということも珍しくありません。しかも、以前ほど覚えることに手応えを感じなくなります。それでも、その毎日の繰り返しの中で、一つの積み上げを続けられるかどうかが大事になってきます。
手書きカルテをスラスラ読む先輩が、神々しく見えた
だいぶ昔の話ですが、癖の強い字で乱暴に書かれた手書きのカルテを、何種類もスラスラと解読していく先輩がいました。誰が書いたどんな内容かまで読み取っていくその姿が、当時の私には神々しく見えたものです。
今思えば、その読み取りの中には、所見での検査オーダーの把握、次回来院のタイミング、処方されている薬の内容まで、膨大な経験と知識が詰まっていました。レセプト1枚が仕上がるまでには、それだけの積み上げが必要だということです。
電子カルテになっても、覚えることは減らない
電子カルテになった今も、基本的には同じです。それどころか、次々に新しい電子化に対応していかなければならない場面が増えています。「無理です、覚えられません」では済まされません。
とはいえ、覚える力にも限界はあります。だから私は、気づいたことをまめにメモに取り、考えながら、少しずつ自分のものにしていくようにしています。一気に全部を覚えようとしなくていい。昨日より今日を、一つずつ積み重ねていく。それでいいのだと思います。
この続きは、以下の2つの記事でも詳しく書いています。


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